五十音 百 エッセイ小説
いくら?シリーズ
税金、電気代、時間、通信費——
当たり前に支払っていたものの中身を、
主人公たちが、少しずつ確かめていく物語。

あたし、いくらちゃん。
税金、電気代、スクリーンタイム、身に覚えのないオプション料金
——「いくら?シリーズ」は、そんな"知らずに支払っていたもの"たちに、主人公たちが疑問を抱き始める物語です。
明細を1回だけちゃんと開いてみる。
通知を1回だけ切ってみる。
それだけで、静かに何かが変わっていく物語。
あたし(いくらちゃん)は、その"気づく瞬間"にだけ現れるの。
何の話をしていても、聞くことは1つ。
「それ、いくら?」
みんな、見てるようで見てない。

「それ、いくら?」
気づいたもん勝ちだよ。いくら?シリーズ
CONTEMPORARY FICTION・2026

知らねーで払ってんじゃねーよ
CONTEMPORARY FICTION・2026
電気代、いくらですか
夏より冬の方が、電気代が高いのはなぜか。エアコンは熱を「作る」のではなく「運ぶ」機械だと知った日、高橋蓮は自分の中の「熱の作り方」にも気づき始める。

それ、いくら?
CONTEMPORARY FICTION・2026
手取り、いくらですか
年収680万円。手元に残るのは月6万円。住民税の封筒を初めてちゃんと開けた日、田中誠の世界は少しだけ変わり始めた。

それ、誰の金?
CONTEMPORARY FICTION・2026
あなたの預金、いくらですか
通帳に印字された八桁の数字。それは自分の全財産だと思っていた。だが「消費寄託」という三文字を読んだ日、田中誠はその金が銀行への無担保の貸付だったと知る。

それ、元本だからね
CONTEMPORARY FICTION・2026
あなたの時間、いくらですか
週42時間12分。スクリーンタイムの数字を見た日、森田文香は気づく。時間はお金と違って貯金できない、利息がつかない元本だと。

それ、いくら?
CONTEMPORARY FICTION・2026
通信費、いくらですか
契約した覚えのないオプション料金、月3,278円。無料のSNSが売っているのは「注目」だと知った日、桜井海斗は自分のスマホの通知を見直し始める。
現在、いくらちゃんの「絵本」を執筆中です。
「いくらちゃんソング」を聞きながら、しばらくお待ちください。

知らねーで、払ってんじゃねーよ。
気づいたもん勝ち。まずは1話、読んでみて~
