ふとした疑問から物語は始まった
この物語は、ある問いから始まりました。
なぜ世界中の神話に、同じ模様が残っているのか。
- 洪水伝説は、どの大陸にもある
- 巨人の言い伝えも、どの民族にもある
- 遠く離れた土地の神話が、なぜか似ている
五色という手がかり
九州の山あいに、世界人類の祖は五色の民だったという伝承を持つ神社がある——幣立神宮。 黄、赤、白、黒、青。 この「五色人」伝説に出会ったとき、物語の骨格が静かに立ち上がった。 本作の五人は黒ではなく緑だが、それはこの物語のための選択だ。 理由は、読み進めるうちに見えてくると思う。
